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あちゅが生まれるまで。不妊治療:2(2つの手術) [不妊治療(過去)]

私は、引越し等で忙しかった事もあり、なかなか病院へ行く事ができずにいました。
ようやく受診したのが2ヵ月後。
選んだ病院は、家から1時間と遠い所でしたが、私の学生時代の実習病院であり、医師も信頼できる方ばかりだったので通院することに決めました。

たまたま受診した日の『初診』を担当する医師が、私の学生時代に講義をしてくださったS先生であったため、知っている先生と言うこともあって、ほっとした記憶があります。

受付で奈良県の病院からの紹介状を手渡し、看護師さんからの問診。そして、若い医師からの再度の問診。
しばらく待合室で待ち、ようやくS先生の診察が始まりました。

診察では、内診と、再度の癌検診、コルポスポピー(組織の一部をとって病理で調べる検査)も行いました。
2週間後に出た検査結果は・・・クラスⅢaが、Ⅲbとなっていました。
コルポスポピーの結果も良くないものでした。

<細胞診のクラス分類と内容>
 クラスⅠ :正常
 クラスⅡ :異常細胞を認めるが良性
 クラスⅢ :悪性を疑うが、断定できない。
       Ⅲa:悪性を少し疑う。軽度、中等度異型成を想定。
       Ⅲb:悪性をかなり疑う。高度異型成を想定。
 クラスⅣ:きわめて悪性を強く疑う。上皮内癌を想定する。
 クラスⅤ:悪性である。浸潤癌(微小浸潤癌を含む)を想定する。

そして医師から子宮の手術の必要性を話されました。

子宮の手術と言っても、子宮をすべて取る訳ではなく、『子宮円錐切除』と言って、子宮の入り口を一部、円錐状に切り取る手術です。
もちろん、今後の妊娠は可能ですが、子宮頚管が短くなってしまうため、妊娠したときには子宮口が開きやすく、切迫早産してしまう確立が高くなります。

更に、今回の手術を行う時に、『腹腔鏡手術』も一緒に行う事が出来ると話されました。
腹腔鏡手術は開腹せずに行う手術で、お腹に3箇所穴を開け、カメラと、手術の器具を挿入して手術を行います。
そして、前回行った子宮卵管造影で、つまっていた卵管を直接目で確認し、可能ならばつまった卵管を通してみるというのです。

『子宮円錐切除』は腰椎麻酔で行えるのですが、『腹腔鏡手術』も一緒に行う場合は、全身麻酔となります。

家族とも相談した上で、私は手術をする事に決めました。


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